旅の居心地【2泊3日韓国編③韓国はどんな場所だった?旅先で見つけた居心地のよさ】

うかうかしていたらあっという間に5月が過ぎ、6月ももう10日以上経ってしまった。

居心地研究室へようこそ。居心地研究員のとりのささみこです。ブログの更新も久方ぶり。

前々回、前回の更新では4月に訪問した韓国での体験を通して、”旅の居心地”というテーマについて書いてみた。

過去記事へのリンクはこちら。

旅の居心地【2泊3日韓国編①旅は居心地をこわす】

旅の居心地【2泊3日韓国編②旅の居心地を左右するもの】

今日は第3回目、そして2泊3日韓国編最終回として、韓国のソウルという場所でわたしが見つけた”居心地のよさ”を振りかえる。

旅先で、居心地のよさを見つける意味

このブログ「居心地研究室」は、”居心地のよさ”を考えたり、見つけたり、作ったりすることを目的にはじめた。

変化や刺激の影響を受けやすい自分が、この先どんな環境に飛び込んだとしても自分なりの居心地のよさを確保できればうまくやっていけるのではないか。そう思ったからだ。

韓国旅シリーズの第1回では旅が居心地を壊すこと、そしてその変化が時にはメンタルによい影響を与えるという気づきを書いた。

今回はまた違う視点で旅と居心地の関係を考える。日常から離れた場所で「いいな」と感じた要素は、わたしがいちばん素の状態で受け止める居心地のよさではないか、と思うのだ。

たとえば今後、慣れない場所を拠点(住む場所や仕事場)にする必要がでたとき、この素で受け止める居心地のよさを見つけられれば、その場所で楽しくやっていけるのかもしれない。

このブログのそもそもの目的につながってくる。

韓国旅で感じた”居心地のよさ”

韓国・ソウルは、今のわたしが旅する場所として、絶妙にちょうどよかった。

「今のわたし」は、数年かけてためこんだ疲労が一気にあふれ出て、メンタルの調子を崩している。

韓国にはグワーッとテンションが最高潮にのぼったり、価値観をがらっと変えられるような鮮烈な体験はなかったけど、外国ならではのほどよいドキドキ感となじみやすさのバランスがよかった。

帰国したいま、気づけばまた行きたくてうずうずしている。遊園地のミニコースターのような、一度乗るとクセになる感覚。

そんな韓国旅行、いったいどんなところが良かったの?を書き出してみた。

飛行機がすぐ着く。ANAは機内食の選択肢も豊富で安心

エコノミークラス一択の庶民としては、飛行機に乗っている時間は短いほど体への負担が少ない。

羽田と金浦を結ぶ飛行機は、往復路ともに2時間程度で目的地に到着。機内食を食べてちょっとウトウトしていればあっという間についてしまうという手軽さは、事前に抱いていた海外旅行への不安感をだいぶ減らしてくれた。

ちなみに、わたしは小麦粉のアレルギーがあるので、機内食はGFメニューを選択。正直短時間のフライトなので機内食要らないのでは、とも思ったし、実際LCCなどは機内食なしだけど、久しぶりの国際線として気分を高めてくれたのは大いによかった。

お食事はこんな感じ。

行き

帰り

利用したANAでは、ほかにも特別機内食(スペシャルミール)として、ヴィーガン対応やベジタリアン対応、宗教に配慮したメニューのほか、健康サポートとして低塩や低糖質、低脂質のメニューなど21種類もの選択肢から機内食を選ぶことができる。(2024年6月現在)

ANA公式サイト 特別機内食(スペシャルミール)紹介ページ

あらゆるニーズに応えるラインナップ、さすが信頼のANAクオリティ。

で、今さら気が付いたのだが、小麦粉不使用のメニューは「7品目アレルゲン対応食」と「28品目アレルゲン対応食」と「グルテンフリーのお食事(GFML)」の3種類があった。(あと一応、完全にフルーツしか入っていない「フルーツのお食事(FPML)」も実質グルテンフリーと思われる。)

「グルテンフリーのお食事(GFML)」の注意書きをよく見てみると、「小麦粉アレルギーを持つお客様のお食事には適していません。」との記載が。

このメニューはアレルギー以外の理由でグルテンを避けている人向けのもので、アレルギー対応ではなかったのだ。グルテンフリーが一般化したことの弊害か…?

わたしはアレルギー自体軽度だし、体調にはなんの影響もなかったけど、アレルギーの重い方は要注意!

「7品目アレルゲン対応食」と「28品目アレルゲン対応食」は、日本出発便なら24時間前まで、日本到着便なら48時間前までに専用窓口から申し込みが必要とのこと。

今回わたしが頼んだ「グルテンフリーのお食事(GFML)」は、ANAのアプリ(WEBサイト)からフライト情報の編集で選択可能だった。こちらは日本発着便ともに24時間前まで変更を受け付けてくれる。

道が広い。土地にゆとりを感じる

韓国の街並みには、想像していたよりも日本との違いを感じた。

いちばん印象的だったのは、道。というか、土地のゆとり。

明洞、江南、梨泰院と限られたエリアしかみていないが、車道も歩道も日本より幅が広かった。観光地ばかりだったので人出はそれなりにあるものの、明洞とか、なんなら新大久保より歩きやすいんじゃないか。

わたしは生まれも育ちも東京である。2年間だけ神奈川に住んだけど、マンションがあったのは横浜市の海辺のほうだったので都会なことは都会だった。首都圏にいると、どこに行ってもビルや住宅がひしめきあっていて、だだっぴろい景色、というと海辺や山間のほうまで行かないとみられない。

ソウルももちろん都会で、背の高い建物も人の数も多かったけど、全体的なゆとりを感じた。最初にびっくりしたのは、飛行機着陸直前に窓から見えた地上の様子だ。

首都・ソウルへのアクセスのよい金浦空港に間もなく到着するというのに、眼下には建物どころか人の気配すら一切ない、茶色の大地が広がっていた。

「こんなに土地が余ってるんだ」

韓国はそんなに広いイメージのある国ではなかったので、静かに衝撃を受けた。

そして2日目のタクシー移動中、助手席からみる景色のひらけ具合は、地味な感動を呼んだ。道にゆとりがあり、空が大きく見える。それだけで気持ちの風通しもよくなるような気がする。

川や橋のスケールも大きくて、思わず笑ってしまった。

カフェ(スタバ)が空いている

渋谷や新宿で、土日にスタバの空き席を探すのは至難の業だ。

今回の旅程は、週末をはさんで2泊3日。人の集まるスポットばかりまわったが、カフェ難民になることはなかった。

そもそもカフェの数が多い。ていうか、スタバが多い。到着して早々、空港からホテルまでの送迎タクシー車中でそのことに気が付いた。中心街までくると、4~5分に1回くらいのペースで、窓の外にスタバが現れる。

ホテルに荷物を預けたあと、わたしたちが最初に入った店もスタバだった。韓国まで来てスタバかよ、という感じだが、日本でも海外でも”どこに行ってもある””どこに行ってもサービス内容が変わらない”という点において、スタバの安心感はかなり高い。日本でスタバが混んでる理由も、ここにあると思う。

土曜の昼下がり、観光地明洞駅前、天気は小雨とカフェ難民になりそうな要素が勢ぞろいだったのに、すんなり4人席が見つかった。心なしか、店内に流れる空気にもゆとりを感じる。

次の日も、その次の日も、いつだってソウルのカフェは入りたいとき、わたしたちをすんなり受け入れてくれた。

また、韓国のカフェには電源が備えられていることが多いという。変圧プラグを持ち歩いていなかったため使用することはなかったが、これは観光客だけでなく現地のノマドワーカーにとって嬉しいはず。

休憩したいな、と思ったときにすぐに休める場所を見つけられる街は、居心地がいい。

インスタに出てくるような人気おしゃれカフェとかは行かなかったので、そういうお店は混んでいるのかもしれない。

食べものがうまい!

行く前から知っていたけど、韓国料理、みんなうまい。

食べたものたちはこちら。

  • カンジャンケジャン
  • ビビンバ定食
  • 焼肉
  • アワビ粥
  • グリークヨーグルト
  • コンビニで買ったヨーグルト(チョコレートをざくざく入れて食べるやつ)

…etc.

先述のとおり小麦にアレルギーがあるもので、米が主食の文化圏だと食べものの選択肢が多いのもありがたい話。

タクシー移動が安くてラク

韓国は、タクシーの相場が安い!これは今回の旅で発見したなかでも、かなり有益情報だった。

ただし、わたしたちの4人という人数がタクシー移動にちょうどよかった、という前提がある。4で割ったらそりゃお得だよね。

ひとり旅やふたり旅の場合は、地下鉄を駆使したほうが小回りが利いて安上がりかもしれない。

番外編。「いいな」じゃなくて「うーん」だったところ

逆に、どうしても慣れないなぁと思ったこともある。トイレのルール。

有名なことだが、飲食店のトイレなどではしばしば「トイレットペーパーは水に流さないでください」と注意書きがされている。(ふつうに流してOKの場所もある。)

じゃあ尻を拭いた紙はどうするのかといえば、個室の中におおきな屑箱が置いてあって、そこにくるんで捨てるのだ。

一度入った飲食店のトイレで、その屑箱が今にもあふれそうになっているのを見たときは、思わずゾワワワッと総毛だってしまった。これら全部、人の尻(とそこに付着していた排泄物)を拭いた紙…。においも正直、気になった。

使った紙はぐるぐるに丸めて汚いところが外に出ないようにして、屑箱のふちぎりぎりまで達する山の頂にそっと置いた。これを片付けてくれるひとがいるのか。感謝と尊敬しかない。

旅先で見つけた、わたしにとっての居心地のよさ

ざっと並べてみると、わたしが旅先や旅行で「いいな」と思うのはどうやらこんなポイントらしい。

  • ゆとりがある(道の広さ、カフェの空き具合)
  • 移動が楽(飛行機ですぐ着く、タクシーが使いやすい)
  • 食べものの選択肢があり、おいしい(ANAの機内食、韓国ごはんのうまさ)

逆に「うーん」となっちゃうのは、清潔感がないな、と感じられるときというのも改めて自覚した。韓国で訪れた場所は、基本的には日本と同じくらいきれいと感じる場所が多かったけど。

何はともあれ、楽しいだけでなくブログのネタも得られたすばらしい旅行だった。一緒に行ってくれた友だち、それから色々サポートしてくれた夫に感謝。

本当は第1回、第2回に続けて更新したかったのだが、noteのほうにあげたこの文章を書いていたらあっという間に5月を費やしてしまった。

https://note.com/torinosasamiko/n/nd989bfe9fb2e

度々このブログでも触れている4月からのメンタル不調について、明確にバランスが崩れだした日のことを書き起こした文章。

心の弱いところを掘り返す作業だったので非常に疲れたけど、書き上げた今はすっきりとしている。

自分の中身を言語化するのは、わたしなりの自分へのケアであり癒しなのかもしれない。noteにはそんな、過去のわたしの自分治療記録が残されていたりする。

ブログ「居心地研究室」ではこれからも、居心地のよさをテーマに文章を書いていく。また読みに来てもらえたら、嬉しいです。